王者・川崎の連係弾を独称賛 “7人、パス19本”の一撃…「Jリーグでティキ・タカ弾」

川崎フロンターレMF齋藤学【写真:高橋学】
川崎フロンターレMF齋藤学【写真:高橋学】

大分戦で川崎が計19本のパスをつなぎ、齋藤が決めた先制ゴールに海外メディア注目

 Jリーグ王者の川崎フロンターレは、27日に行われたJ1第20節大分トリニータ戦で3-1と勝利を飾り、暫定3位に浮上した。なかでも、均衡を破ったMF齋藤学の先制点は、19本のパスをつないだ流れるようなゴール。海外メディアも「ティキ・タカ弾」「最上級のコンビネーション」と称えている。

 昇格組の大分をホームに迎えた川崎は、序盤こそ相手にポゼッションを許すが、すぐさま主導権を奪い返す。そして、0-0で迎えた後半6分にまさに“チームスポーツ”の一撃が飛び出した。

 自陣左サイドのタッチライン際でボールを拾ったDFジェジエウは、MF下田北斗にパス。ここから後方で、DF登里享平、DF谷口彰悟、MF田中碧が流動的に動き、ピッチを広く使いながら大分のプレスをかわしていく。敵陣右サイドの登里が再びボールを持ったのが15本目。横パスを田中がスルーして下田が捌き、MF中村憲剛とワンツーを決めるとダイレクトで前線に流し、最後は走り込んだ齋藤がダイレクトで右足を振り抜いて先制のゴールネットを揺らした。

 計7人が19本のパスをつないで奪った鮮やかなゴールに、ドイツ放送局「Sport1」は「ペップは誇りに思うだろう:ティキ・タカが19箇所つながる」と見出しを打ち、パス数をカウントしながら映像を展開。服のサイズXXLにかけて連携度に“最上級”の評価を与え、「日本のJリーグでティキ・タカ弾。Jリーグ王者川崎フロンターレが、19箇所を経由する最上級のコンビネーションで大分トリニータからゴール」と描写した。

 “ティキ・タカ”とは、華麗かつ正確なパスワークを時計の秒針音「チク・タク(スペインではティキ・タカ)」にたとえたプレー。マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督がバルセロナを指揮した時代に主戦術としていたが、Jリーグ屈指のパスワークを誇る川崎にとっては最大限の称賛と言えるだろう。

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