テロ事件を受けてPSGが特別ユニフォームを着用 胸に「JE SUIS PARIS」のロゴが入る

本拠地パリの連帯と団結を示す

 パリ・サンジェルマンが特別なユニフォームを用意する。13日に発生したパリでの同時多発テロを受け、ユニフォームの胸に「JE SUIS PARIS(私はパリである)」というロゴが入ったユニフォームを発表した。クラブが公式サイトで伝えている。

 クラブは次のように発表している。

「11月13日にパリを襲ったテロ攻撃への犠牲者への敬意を示すものとして、パリ・サンジェルマンの選手たちは次の(UEFA)チャンピオンズリーグのマルメ戦と、土曜日のリーグ戦トロワ戦で胸に『JE SUIS PARIS』と描かれた特別なユニフォームを着用します。普段はエミレーツ航空のロゴが入っているところです。我々のナーセル・アル・ヘライフィー会長はパートナーに感謝の気持ちを表明します」

 エミレーツ航空とのパートナー契約は年間2000万ユーロ(約27億円)とも言われるが、その場所に本拠地パリの連帯と団結を示すメッセージを表示することを明らかにした。公式サイトでは、スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチなど5人の中心選手がそのユニフォームを着用している写真がアップされている。

 先週末は、欧州各地のリーグ戦でフランス国歌「ラ・マルセイエーズ」が演奏されるなど、今回のテロ事件に対してサッカー界の団結が大きく示されている。パリ・サンジェルマンは、まさに本拠地パリへの思いを胸に戦うことになる。

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PSGの公式サイトで発表(この画像はスクリーンショットです)

 

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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