ジダン監督、救急搬送のアセンシオを心配「酷いようだ」 得点のベイルとは“冷めた関係”

(左から)レアル・マドリードのジダン監督、MFアセンシオ【写真:Getty Images&AP】
(左から)レアル・マドリードのジダン監督、MFアセンシオ【写真:Getty Images&AP】

後半途中、アセンシオが負傷…担架に乗せられて交代するアクシデント発生

 レアル・マドリードは現地時間23日、インターナショナル・チャンピオンズカップ(ICC)第2戦アーセナル戦で2-2のまま90分を終え、PK戦で3-2と勝利した。日本代表MF久保建英はこの日出番が巡ってこなかった一方、注目が集まったのは得点を決めた2人、レアル退団濃厚とされるウェールズ代表FWギャレス・ベイル、負傷交代により救急車で搬送されたスペイン代表MFマルコ・アセンシオだ。2人に対するジダン監督のコメントをスペイン紙「マルカ」が伝えている。

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 試合は序盤からアーセナルのパスワークが冴え、前半9分にレアルのスペイン代表DFナチョがペナルティーエリアでハンドしたとしてPKの判定が下り、なおかつ退場処分で早々に10人となった。PKを決められ先制を許すと、同24分にはガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンにも決められて0-2となった。

 しかし同41分にアーセナルのギリシャDFソクラティス・パパスタプーロスも一発退場となり、両チーム10人での戦いとなる。後半から意地を見せたのがベイルだった。退団濃厚で関係性の悪化が伝えられているなかでピッチに送り出されると、後半10分にゴール前の混戦からベイルがプッシュ。逆境の背番号11が1点差に詰め寄るゴールを決めた。

 同13分には、左サイドを切り崩したブラジル代表DFマルセロの折り返しをアセンシオが決めて2-2。レアルが底力を見せて同点に追いついたのだ。

 しかし、その8分後にはアセンシオが膝を痛めたのか、担架に乗せられて途中交代するアクシデントが起きた。試合はPK戦に入り、1人目のキッカーだったベイルが失敗したもののベルギー代表GKティボー・クルトワの奮闘もあってレアルが勝利。ただ、ジダン監督はアセンシオについてこのように語っている。

「(アセンシオは)検査のために病院へと向かっている。どうも状況はひどいようだ」

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