シメオネ監督、母国アルゼンチン代表指揮官就任に前向き 「考えると胸が高鳴る」
シメオネ監督はアトレチコでの挑戦にも意欲「クラブの歴史を変えるために働いている」
アトレチコ・マドリードのディエゴ・シメオネ監督は、9年目のシーズンに向けて動き出している。そんななか、アルゼンチンのテレビ局「TyCスポーツ」の電話取材でアルゼンチン代表監督への就任の可能性を問われ、「そのことを考えると胸が高鳴る」と回答。母国の代表チームを指揮することに興味を持っているようだ。
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2011年12月に古巣アトレチコの指揮官に就任したシメオネ監督は、今年になって2021-22シーズンまで契約延長した。今オフはフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマン(→バルセロナ)、ウルグアイ代表DFディエゴ・ゴディン(→インテル)など主力の退団が目立ったが、ポルトガル代表FWジョアン・フェリックス(←ベンフィカ)、イングランド代表DFキーラン・トリッピアー(←トットナム)らを獲得。新シーズンへ向けた準備を進めている。
シメオネ監督は「TyCスポーツ」による電話取材で、様々な質問に回答。アルゼンチン代表監督に関して問われると、就任への興味を否定しなかった。
「そのことを(アルゼンチン代表監督就任について)考えると胸が高鳴る。だが、毎日のように勤しんでいる監督業に支障があることを自認している。それでも、選手たちの絶え間のない成長は見ている」
アルゼンチン代表の監督職に敬意を払い、前向きな発言をした一方、現在の仕事も十分にやりがいがあることを語っている。
「私は私にとって価値があり考えるべきことは、ここにたくさんある。我々はクラブの歴史を変えるため7年半もの間働いていて、この取り組みは我々を高ぶらせている」
その後、アルゼンチンサッカー協会のクラウディオ・タピア会長らとの接触について聞かれたシメオネ監督は、サンチャゴ・ベルナベウで一度だけ会ったことがあると回答。親密な関係性はなく、就任への具体的な話がなかったことを明かしている。状況や時期によりそうだが、直近での就任は現実味がなさそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)