サッリ新監督、C・ロナウドの「記録更新を手助けしたい」 新天地ユーベで“共闘”心待ち
チェルシー時代の“愛弟子”アザールらの指導経験を生かす 「非常に強い選手を指導した」
ユベントスの新監督に就任したマウリツィオ・サッリ監督が会見に臨み、イタリア王者でのキャリアがチェルシーからのステップアップになると意気込みを語った。ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドに対する思いも明かしている。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。
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昨夏にナポリからチェルシーに渡り、就任1年目にUEFAヨーロッパリーグを制したサッリ監督。しかし、イタリアで家族が暮らすことを理由に1シーズンでの母国復帰を決断。マッシミリアーノ・アッレグリ前監督が退任したユベントスへの電撃就任が決まった。
「ユベントスは今、イタリア最高のクラブだ。私にオファーし、イタリア復帰のチャンスをくれた。長いキャリアの中でこの上ない成果だ」
サッリ監督はセリエA8連覇中の名門で指揮を執ることに大きな喜びを感じているようだ。「イタリアで最も重要なクラブに来ることができてハッピー」と語り、「これはチェルシーでの経験から大きな前進だ」と表現した。
また、チェルシー時代を振り返り、「チェルシーでは非常に強い選手たちを指導した」と話したサッリ監督。ベルギー代表MFエデン・アザール(→レアル・マドリード)ら世界有数のタレントを指導した経験をプラスに捉えたうえで、「だが、クリスティアーノ・ロナウドとトレーニングすることもまた前進だ。彼のさらなる記録更新の手助けをしたい」と、世界最高のプレーヤーであるロナウドとの共闘を今から楽しみにしていると語った。
ナポリを躍進させ、チェルシーで自身初のメジャータイトルを獲得。順調なステップアップを果たしている智将は、イタリア最高のクラブで悲願のスクデット獲得を成し遂げることはできるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)