西野朗氏も浮上のタイ代表監督候補 韓国メディアはユン・ジョンファン氏「一番手」と報道

(左から)西野朗氏、ユン・ジョンファン氏【写真:Getty Images】
(左から)西野朗氏、ユン・ジョンファン氏【写真:Getty Images】

昨季までC大阪を率いたユン・ジョンファン氏 ファン・ソンホン氏も候補の1人か

 タイ代表監督の候補に、昨季までJ1リーグのセレッソ大阪を指揮したユン・ジョンファン氏の名が挙がっていると、韓国のスポーツニュース総合サイト「SPOTVニュース」が報じている。

 同サイトは東南アジアサッカー事情に詳しい関係者の話として、「ユン・ジョンファン監督がタイ代表監督の要請を受け、タイサッカー協会と協議中だ。ユン監督はタイ協会が頭を悩ませている次期監督候補の一番手」と報じている。

 さらに「タイ協会は、ユン監督がムアントン・ユナイテッド監督の座から退いた後、すぐにタイ代表監督への要請を行った」と伝えている。

 ユン・ジョンファン監督は昨年までC大阪の監督を2シーズン務め、その後2019年4月からタイのムアントン・ユナイテッド監督を率いたが、成績不振により2カ月で解任されていた。

 また、「SPOTVニュース」は「タイ代表監督候補として、FCソウルのファン・ソンホン監督の名も挙がっている」とも報じていた。

 日本でもロシア・ワールドカップで日本代表監督を務めた西野朗氏が、タイ代表監督候補に浮上しているとの報道が出たばかり。タイ代表の指揮官となるのは一体誰なのか、注目が集まる。

(金 明昱 / Myung-wook Kim)



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金 明昱

1977年生まれ。大阪府出身の在日コリアン3世。新聞社記者、編集プロダクションなどを経てフリーに。サッカー北朝鮮代表が2010年南アフリカW杯出場を決めた後、代表チームと関係者を日本のメディアとして初めて平壌で取材することに成功し『Number』に寄稿。2011年からは女子プロゴルフの取材も開始し、日韓の女子ゴルファーと親交を深める。現在はサッカー、ゴルフを中心に週刊誌、専門誌、スポーツ専門サイトなど多媒体に執筆中。近著に『イ・ボミ 愛される力~日本人にいちばん愛される女性ゴルファーの行動哲学(メソッド)~』(光文社)。

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