飛躍的にプレー強度を高める香川 ブンデス公式データが実証した球際での進化

球際の勝率は過去最高をマーク

 セレッソ大阪から移籍した1年目の2010-11シーズンは、空中戦の勝率が30.2%、地上戦勝率は42.9%。総合勝率は41.1%だった。翌2011-12年シーズンは、この3項目で空中戦16%、地上戦38.3%、総合勝率は34.2%だった。そして昨季は、空中戦が31.8%、地上戦44.1%、総合勝率は42%だったという。

 そして今季は、12節終了時点での空中戦勝率が52.2%、地上戦は47.8%、総合勝率は48.3%と、いずれもドルトムントに在籍した期間の中で最高の数値をマークしている。

 1対1の局面での勝率が格段に向上していることが、データで実証された香川。インサイドハーフとしての進化は、どうやら本物のようだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

 

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