浦和“3度目のACL制覇”へ、16強で蔚山と日韓対決 大槻監督「野心を持って臨もう」

「180分」の戦いと強調 「精神的な部分を落ち着かせて考えたい」

「180分のなか、ホームとアウェーの順番で戦うことは考慮して試合に臨みたい。選手たちにも話したが、180分だというところで前半が我々のホーム。思惑や数字的な傾向はあるけれども、まずは精神的な部分を落ち着かせて考えたい。2戦目の前にはもう一度準備する時間がある。その時に局面を冷静に分析して臨みたい」

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 もちろん、初戦のホームでアウェーゴールを渡すことなく、複数得点差で勝利するような有利な状況を形成できるに越したことはない。しかし、UEFAチャンピオンズリーグで今季優勝したリバプールの準決勝での大逆転劇(バルセロナに第1戦で0-3と敗れるも第2戦で4-0と勝利)を見ても、初戦のスコアがどんなに有利と見られても突破を決定づけるものでないことが難しさだ。だからこそ、明日の初戦を終えた時点で状況を整理することを強調した。

 浦和にとって3回目のアジア制覇を目指す道のりで、立ちはだかるのはグループステージでJリーグ2連覇中の王者・川崎フロンターレを敗退に追い込んだ韓国の雄だが、まずはホームで“アジアに浦和あり”を見せつける試合にしたいところだ。

(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)



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