チリ対日本は「159億円vs50億円」対決 サンチェス1人の市場価格で森保Jの84%を占有

(上から)日本代表、チリ代表【写真:Getty Images】
(上から)日本代表、チリ代表【写真:Getty Images】

エースFWサンチェスが42億8800万円と独壇場 ビダルを含めて5位までが全員10億円超

 森保一監督率いる日本代表は現地時間17日、コパ・アメリカ(南米選手権)のグループリーグ初戦でチリ代表と対戦する。2015年、16年と大会2連覇を果たしている王者は、“潰し屋”のMFアルトゥーロ・ビダル(バルセロナ)を筆頭に、エースのFWアレクシス・サンチェス(マンチェスター・ユナイテッド)、MFチャルレス・アランギス(レバークーゼン)、DFギジェルモ・マリパン(アラベス)ら欧州でプレーする選手も多い。3連覇に向けて、チーム一丸となって戦いを挑んでくるだろう。

 最新のFIFAランキングでは、チリが16位、日本が28位。さらに、ドイツ移籍情報サイト「transfermarkt.com」が移籍金や活躍度、年齢などを踏まえて総合的に算出している選手の推定市場価格を見ると、その“格差”は3倍以上にのぼる。

 チリの1位はサンチェスだ。プレミアリーグの名門マンチェスター・ユナイテッドで今季、週給50万ポンド(7250万円)を受け取っていたエースは、チリ代表通算124試合に出場して歴代最多となる41ゴールを記録。代表チーム内でも断トツ1位の42億8800万円となっている。

 2位タイはビダル、アランギス、マリパンの18億3800万円。5位のMFエリック・プルガル(ボローニャ)も12億2500万円と“10億円超”で、日本代表MF香川真司とベジクタシュで同僚のDFガリー・メデルは4億6000万円で10位にランクインしている。コパ・アメリカメンバー全23人の合計は159億900万円となった。

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