「日本は勝負弱いと言われ…」 20歳DF冨安健洋、世界的“一般論”への見解と課題は?

「もし内容が悪くても、勝ち切る部分は見習わないといけない」

 チリの中盤の要であるMFアルトゥーロ・ビダル(バルセロナ)は“潰し屋”として知られ、激しいチャージやタックルなど南米特有の狡猾さが際立つ。ウルグアイ、エクアドルと日本にとっては厳しい相手が続くが、冨安自身、南米勢と比べると今の日本はまだまだ改善点があると考えているようだ。

「日本は勝負弱いと言われているし、僕自身もそういうのも感じます。良いサッカーをしても負けるのが多いなかで、もし内容が悪くても、勝ち切る部分は見習わないといけない。そこを目指すうえでプレーの判断は変えていく必要はあると思います」

 昨年10月のA代表デビュー後、瞬く間に主力の座に上り詰めた冨安。これまで出場12試合のうち、日本での親善試合が5試合、UAEでのアジアカップが7試合で、アジア以外での国際大会はコパ・アメリカが初となる。ここまで描いてきた成長曲線を、南米の地でさらに上昇させられるか。20歳の俊英への期待は一層高まる。

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(FOOTBALL ZONE編集部・小田智史 / Tomofumi Oda)



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