ミラン本田の獲得へ加速? 好調ウェストハムの大黒柱が最大3ヵ月の離脱

5得点3アシストと躍進を支えるペイェが足首を負傷

 現在プレミアリーグ6位と好調のウェストハムは、フランス人MFディミトリ・ペイェが足首を負傷し、最大3ヵ月の離脱になると公式サイトで発表した。ペイェは8日のエバートン戦で、MFジェームズ・マッカーシーからのタックルを受けて負傷。後半5分での途中交代を余儀なくされていた。

 今季マルセイユから加入した28歳のフランス人アタッカーは、すぐさまチームに不可欠な存在となった。エバートン戦も含め全試合に先発出場し、ここまで5得点3アシストをマークしてチームの大黒柱として活躍している。

 元フランス代表で、同国のレジェンドであるティエリ・アンリ氏も、その活躍ぶりからペイェを今季のプレミアリーグベストプレーヤー10人の1人として選出。「チームの頭脳」、「ここでシーズンが終わりなら、最優秀選手の有力候補」と大絶賛している。チームもここまでアーセナル、リバプール、マンチェスター・シティ、チェルシーからそれぞれ白星を挙げて6位と躍進するなど、序盤戦の大きなサプライズとなっていた。

 巷ではウェストハムが、ミランで移籍を直訴したと伝えられる日本代表FW本田圭佑の獲得に動くのではないかという噂が流れている。スラベン・ビリッチ監督は新たな補強について「非凡な選手なら」という条件付きで、新戦力の獲得も示唆していた。同じ攻撃的MFのポジションなだけに、絶好調のペイェの長期離脱が、本田獲得へ向けた動きを加速させる可能性もありそうだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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