フランス代表監督、批判集中の神童ムバッペを“擁護” 「彼はロボットじゃない」

フランス代表のFWムバッペ【写真:Getty Images】
フランス代表のFWムバッペ【写真:Getty Images】

フランス代表を率いるデシャン監督の目に映る20歳の神童とは…

 フランス代表を率いるディディエ・デシャン監督が、ここ最近低調なパフォーマンスとの批判を受けたパリ・サンジェルマン(PSG)所属の同国代表FWキリアン・ムバッペを擁護している。スペイン紙「AS」が報じた。

 20歳の神童ムバッペはPSG2年目の今季、リーグ・アンでは33ゴールで得点王となり、チームの連覇に大きく貢献。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)はベスト16で敗退を喫し、フランス・カップでも優勝トロフィーを逃したものの、ムバッペ個人としての活躍は目覚ましいものだった。

 ところが、昨年のロシア・ワールドカップ(W杯)で世界王者に輝いたフランスは今月の代表戦で思わぬ苦戦を強いられた。現地時間2日に行われたボリビアとの親善試合に2-0で勝利したものの、8日の欧州選手権(EURO)予選のトルコ戦では、チームは前後半に1点ずつゴールを許し、0-2で完敗。ムバッペは2試合ともノーゴールで、ボリビア戦では負傷交代により前半のみの出場だった。

 これらの試合結果を受けて、パフォーマンスが乏しいとの批判を浴びたムバッペ。しかし、11日のEURO予選アンドラ戦ではプロ通算100得点目となるゴールを挙げ4-0の大勝に貢献した。

 デシャン監督はアンドラ戦後、ムバッペには断続的に大きすぎる期待が寄せられていると述べ、批判を受けた神童を擁護している。

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