「サイドチェンジが狙える」 20歳DF冨安、3バック併用に手応え「見る場所を変える」

日本代表DF冨安健洋【写真:Noriko NAGANO】
日本代表DF冨安健洋【写真:Noriko NAGANO】

冨安の鋭い縦パスから永井が先制点をマーク「裏を取るという意識は持っている」

 日本代表は9日に行われたキリンチャレンジカップで、エルサルバドルに2-0で勝利した。5日のトリニダード・トバゴ戦(0-0)に続き、3-4-2-1システムで臨んだが、DF冨安健洋(シント=トロイデン)は2度目の新布陣に手ごたえを感じたようだ。

 スコアレスドローに終わったトリニダード・トバゴ戦とは異なり、前半19分にFW永井謙佑(FC東京)が決めた先制点の場面を含め、この日は最終ラインの冨安から何本も前線へ縦パスが入っていた。

 永井のゴールをアシストした場面について、20歳のセンターバックは「1点目のところは、少し(パスが)長過ぎたと思ったんですけど、やっぱり(永井は)速いから(笑)。あそこを取れば相手も嫌だと思うし、パスを出してからは永井さんが個人技で得点につなげてくれました。あそこ(最終ラインの裏)を取るという意識は持っているし、上手く得点につながって良かった」と、狙いどころが明確になったことを明かした。

 後半22分、MF久保建英(FC東京)とMF中島翔哉(アル・ドゥハイル)が投入されてからは、布陣が4-2-3-1へ変更。後半45分に一度サイドから崩されかけたが、それ以外はほとんど危ない場面は作られなかった。二つの布陣で戦い、この2連戦フル出場を果たした冨安は、3バックと4バックの併用には大きなメリットがあると感じたようだ。

「3バックの時はサイドチェンジが狙えるし、4バックになると中盤の枚数が増えるので、パスコースが増える感覚があるので縦パスが狙えます。フォーメーションに応じて、見る場所を変えていく必要があると感じました」

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