「伸び伸びプレー」 森保監督、久保デビュー戦を大絶賛し「技術や賢さを出してくれた」

(左から)日本代表の森保監督、MF久保建英【写真:Getty Images&Noriko NAGANO】
(左から)日本代表の森保監督、MF久保建英【写真:Getty Images&Noriko NAGANO】

後半22分からトップ下で途中出場した久保のプレーは指揮官の目にどう映ったか

 日本代表MF久保建英(FC東京)のA代表デビュー戦について、森保一監督もしっかりと評価している。9日に行われた国際親善試合エルサルバドル戦(2-0)で、後半22分にピッチへと送り出した背番号27について、指揮官は「伸び伸びプレーしてくれた」と話している。

 トリニダード・トバゴ戦に続く3バック採用などが焦点になった前半以上に、注目を集めたのはやはり久保だった。後半22分にMF南野拓実(ザルツブルク)に代わってピッチに送り出されると、会場からは万雷の拍手。その直後にはMF堂安律(フローニンゲン)へのスルーパス、FW大迫勇也(ブレーメン)からのパスを右サイドからカットインしてシュートを放つなど、ゴールに迫る場面を何度も創出した。

「ピッチに送り出す時の指示はポジションのことを言っただけ。トップ下をやるということで、攻撃で起点になること、途中で入って2点のリードなので守備の部分も頑張ってくれというのは伝えた」

 森保監督は試合後の会見でこのように語っている。FC東京でもリーグ戦4ゴールを挙げるなど才能を発揮している攻撃面だけでなく、守備の切り替えでも仕事を果たしてほしいと伝えた。その通り、相手からボールを奪いドリブル突破を図る場面もあった。記者陣から率直な評価を求められると、森保監督はこう続けている。

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