“マジシャン”ロナウジーニョのトップ5ゴールに再脚光 「本物の王様」とファン熱狂

バルサ時代のロナウジーニョ【写真:Getty Images】
バルサ時代のロナウジーニョ【写真:Getty Images】

「ファン・ダイクもチャンスなく立ち尽くす」 ロナウジーニョの美技を大絶賛

 バルセロナなどで活躍した元ブラジル代表FWロナウジーニョの“スーパーゴール集”を、リーガ・エスパニョーラが公式ツイッターで公開した。「ロナウジーニョはユニークだった」とコメント添えて公開された映像は、ロナウジーニョがバルサ在籍時代に決めた歴史的なゴールを5つに厳選している。

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 2018年に現役引退を発表したロナウジーニョは、2003年夏にパリ・サンジェルマン(PSG)からバルセロナへ移籍。2007-08シーズンまでの5年間でリーグ連覇やUEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝など、様々なタイトル獲得に貢献した。

 ロナウジーニョは卓越した技術を基にしたプレーで、記憶に残る数多くのゴールを生み出してきた。リーガ・エスパニョーラは公式ツイッターで、バルサ時代に決めた多くの得点のなかから厳選した5つのスーパーゴール映像を公開している。

 5位から順番に、2008年のアトレチコ・マドリード戦(2-4)でのバイシクルシュート、2004年のオサスナ戦(2-1)での芸術的ボレーシュートと続き、3位には2006年のビジャレアル戦(4-0)で挙げた、胸トラップからの回転オーバーヘッドキックによる難易度の高いゴールが選出された。

 さらに2位には2005年に行われたレアル・マドリードとの“エル・クラシコ”で、スペイン代表DFセルヒオ・ラモスを置き去りにしたチーム3点目となるゴールが選出されている。このゴール後には、レアル・マドリードのファンがスタンディングオベーションで称賛。それほどまでに手がつけられないクラック(名手)であったことを証明している。

 1位には、リーガ・エスパニョーラでの初ゴールが選ばれた。2003年9月3日のセビージャ戦(1-1)、左サイドからのドリブルで相手2人をかわして敵陣中央まで駆け上がると、ゴールまで30メートル付近の距離から思い切って右足を強振。ドライブ回転のかかったシュートが、GKの頭上を越えてゴールに吸い込まれることになった。

 この映像を見たファンからは、返信欄に「フットボールマジシャン」「R10(ロナウジーニョ)以上に最高の選手は見つからない」「足にボールがあれば世界最高」「常にグレート」「いまだにクラブ最高のプレーヤー」「子供の頃のヒーローだった」「本物の王様」「VVD(フィルジル・ファン・ダイク)がこの男と対峙してもチャンスなく立ち尽くすだけ」と称賛の声が寄せられている。稀代の天才が見せた魔法の数々は、引退から時間の経った今もファンを魅了してやまない。

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