アーセナル史上初のCL5失点惨敗を嘆くベンゲル監督 「極めて稚拙だった」

負傷者続出でバイエルンに対抗できず

 アーセナルのアーセン・ベンゲル監督は、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第4節で、バイエルン・ミュンヘン相手にクラブ史上初となるCLでの5失点大敗を喫したことについて「極めて稚拙だった」と嘆いた。英国営放送「BBC」が報じている。

 前節ホームのバイエルン戦では、鮮やかな堅守速攻から2-0と勝利を挙げたガナーズだったが、敵地アリアンツ・アレーナで一戦では撃沈した。前半10分にポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキに先制点を許すと、前半のうちに0-3と大量リード。最終的に1-5と惨敗した。

「守備面で、我々は極めて稚拙だった。ユニットとして機能しているチームに見えなかった。おかしなことに、得点のチャンスも作れたが、全体的には失望するようなパフォーマンスだった。プレッシングもない。集中もない。チャレンジもしなかった。相手がプレーしているのをただ見ていた。相手は強かったが、我々は代償を払った」

 試合後のベンゲル監督は終始嘆き節だった。20歳の若き俊英DFエクトル・ベジェリンが股関節周辺の負傷により欠場したことで、チームにとっては9人目の離脱者となった。FWウォルコット、ウェルベック、MFウィルシャー、ラムジー、ロシツキーら大量の怪我人に加え、フランス代表DFローラン・コシエルニーも臀部の痛みにより、この日はベンチに。多くの主力を失ったチームは、ドイツ王者と対抗できなかった。

 

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