昨季決勝で敗れたリバプールが今季雪辱　モウリーニョ氏もその強さを認める

　マンチェスター・ユナイテッドの元監督、ジョゼ・モウリーニョ氏がUEFAチャンピオンズリーグ（CL）で6度目の優勝を飾ったリバプールが、来季CLで3季連続決勝に駒を進めるだけの力を持っているとその強さを称えた。英紙「デイリー・メール」が報じた。

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　昨年は決勝戦でレアル・マドリード相手に1-3と力負けしたリバプール。今季はトットナムとの同国対決を2-0で制し、雪辱を果たした。

　かつての宿敵アーセン・ベンゲル氏とともにカタールの衛星放送局「ビーイン・スポーツ」の解説として試合を観戦したモウリーニョ氏は、ユルゲン・クロップ監督の下で成熟度を高めたリバプールならば来季に連覇を狙うチャンスが十分にあると主張した。

「レアル・マドリードは3年連続（決勝進出）だ。リバプールが3年連続できてもおかしくはないだろう？　リバプールには良いスピリット、良いエンパシーがある。クラブも、監督も、選手も、ファンも素晴らしい。3年連続でもおかしくないだろう？」

　モウリーニョ氏は前人未到のCL3連覇（16-18年）を成し遂げた古巣レアルに匹敵するほどのグループが今のリバプールには揃っていると語った。「ユベントスやPSG、マンチェスター・シティ、バルセロナ、レアル・マドリード、アトレチコ・マドリードなど、7から8チームの（有力な）チームがいる」と連覇に向けて多くのライバルが存在するとしたうえで、その強さを認めている。

　各ポジションにワールドクラスの選手を揃え、盤石の布陣で欧州王座に輝いたリバプール。ディフェンディングチャンピオンとして臨む来季も再び、ファイナルの舞台に駒を進めることはできるだろうか。