プレミア“ビッグ6”で最も優秀なエースは? データによるランキング化で6選手を査定

突出していたトップ3の成績 リーグ優勝の決め手となったアグエロの勝負強さ

 6位のルカクはチーム内で2番目の得点数を記録したものの、1位のフランス代表MFポール・ポグバ(13ゴール)は中盤の選手であり、ストライカーとしては不甲斐なさの残る結果に。“ビッグ6”のその他のライバルたちと比べても、圧倒的に劣る最下位の成績となってしまった。5位のケインは、出場時はさすがの決定力を誇示していたものの、今季は度重なる負傷離脱に苦しめられたこともあり、5年ぶりに20ゴールを下回る結果となっている。不完全燃焼のシーズンを送ることになった。

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 4位オーバメヤンは22ゴールを記録し、サラーとリバプールのセネガル代表FWサディオ・マネと並んで得点王に輝いたものの、チームを救うような決定的な起死回生のゴールは比較的少なく、アーセナルのトップ4入りを手助けするには至らなかった。3位サラーは2年連続となる得点王の獲得に加え、決勝点の数字が6人の中で最多の成績となっており、その点においてオーバメヤンと一線を画す存在感を放った。しかし、“ビッグ6”との直接対決では実力を発揮することができず、リバプールも最終的に“ビッグ6”との対戦成績が響いてシティの後塵を拝することになった。

 2位アザールは今季チェルシーでのベストシーズンを過ごし、文字通り絶対的エースとしてチームを牽引した。サラーとは僅差の成績となったが、総計値で「1」上回った。1位アグエロはどの項目でもトップクラスの成績を残していたことに加え、“ビッグ6”の直接対決では9試合で9得点を関わる活躍を記録しており、エースの中でも別格の違いを見せつけた。結果的に、シティ連覇もこのアグエロの勝負強さが決め手になったと言える。

 負傷による出場試合数や、欧州大会との兼ね合いなど、各選手によって置かれていた状況がそれぞれ異なってはいるものの、それを踏まえた上で目に見える結果を残す存在こそがエースと言える。特に上位3人はチームの成績にもきっちりと結びつける働きを見せ、突出したエースたちであったことがわかるはずだ。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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