「馬鹿げたレッド」「最悪の終わり」 マルセイユの“悪童”バロテッリ退場劇を海外酷評

マルセイユFWバロテッリ【写真:Getty Images】
マルセイユFWバロテッリ【写真:Getty Images】

リーグ最終節モンペリエ戦の終盤、背後からのタックルで一発レッド

 日本代表DF酒井宏樹の所属するマルセイユは現地時間24日、リーグ最終節のモンペリエ戦に臨み、1-0の勝利を収めた。酒井は先発フル出場して勝利に貢献したなか、チームメートの元イタリア代表FWマリオ・バロテッリが途中出場から30分足らずで退場処分を受け、各国メディアから「最悪なシーズンの終わり」「馬鹿げたレッドカード」など酷評されている。

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 マルセイユはホームでの最終節モンペリエ戦で、後半11分にフランス代表FWフロリアン・トヴァンのゴールで先制。1点のリードを守り切り、リーグ最終戦を勝利で飾った。一方、1月の移籍市場でニースから期限付き移籍加入したバロテッリはベンチスタートとなり、後半14分から途中出場となったが、同42分にはDFダニエル・コングレへの危険なタックルによって退場処分を受けている。

 フランスのスポーツ専門局「RMCスポーツ」は「バロテッリはレッドカードとともに終了」との見出しで報じ、「マルセイユでの旅路は穏やかに始まったが、最悪なシーズンの終わりを迎えることになった」と伝えた。また、英メディア「90min」は「馬鹿げたレッドカード」と酷評。「もう少し賢くなれればフットボールも改善する」と続けている。

 オランダのサッカー専門サイト「VoetbalPrimeur」は「お別れは台無しに」と見出しを打ち、“悪童”の愚行に言及。「普通ならば最後のゲームはベストを見せようとするものだが、バロテッリには当てはまらない。背後からの馬鹿らしいタックルを食らわせ、マルセイユでのラストゲームでレッドカードを突きつけられた」と表現していた。

 マルセイユとの契約が今夏終了し、今後の動向が注目されるバロテッリ。半年間の在籍で8得点を挙げるなど、マルセイユでは好パフォーマンスを見せる時期もあっただけに、なんとも残念なラストゲームとなってしまった。

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