才能を証明する「108億円の神童」 マンU指揮官はベストな起用法をいまだ模索中

最適性は1トップか、左ウイングか

 マルシアルは同胞の偉大な先輩、ティエリ・アンリ氏の後継者と見る向きもある。そのアンリ氏もデビュー当時はウイングとしてプレーしていたが、後にセンターフォワードにコンバートされて才能が開花。プレミアリーグで得点王に通算4度輝くなど、世界屈指のFWへと成長した。
 
 ここまでリーグ戦でわずか2得点と苦しむ主将FWウェイン・ルーニーに代わり、このマルシアルを1トップで起用すべきという向きもあるようだ。ユナイテッドは公式戦3試合連続で無得点が続くだけに、このヤングスターにかかる期待もさらに強くなっていきそうだ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング