ゴール欠乏症のマンU 移籍金史上最高額の168億円でベイル獲得に再び動くか

獲得に執念を燃やすファン・ハール監督

 マンチェスター・ユナイテッドが来年1月に、移籍金史上最高額となる9000万ポンド(168億円)でレアル・マドリードのウェールズ代表FWギャレス・ベイル獲得に再び乗り出す可能性が高まっている。英日曜紙「サンデー・ピープル」が報じている。
 ウェールズ代表を来年の欧州選手権出場に導いたベイルは、依然としてルイス・ファン・ハール監督とユナイテッドにとって、移籍市場での補強候補ナンバーワンであり、エド・ウッドワード副会長もベイル獲得に全力で臨む方針を固めているという。バイエルン・ミュンヘンのドイツ代表MFトーマス・ミュラー、ポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキも補強ターゲットだが、ベイルこそが最大の標的だとリポートされている。
 ユナイテッドは今夏の移籍市場最終日に、守護神ダビド・デ・ヘアとレアルのコスタリカ代表GKケイラー・ナバスの移籍で、一度合意に至ったものの、提出書類の遅れでディールが破談となった過去があった。ユナイテッドとレアルが公式サイトで声明を発表し、「お互いの手抜かり」と批判し合う状態に陥ったが、ウッドワード副会長は白い巨人との取引は可能と判断しているという。
 記事では「ユナイテッドはゴール奪取に関する流麗さを失っており、ベイルがもたらすであろうダイナミズムの欠如も大きな批判の対象となっている。過去2度、獲得に失敗したベイルを1月にオールド・トラッフォードに連れてくることで、攻撃面のテコ入れを狙っている。来年1月の獲得が困難なら、来夏にも再びアタックを仕掛ける」とリポートされており、オランダ人指揮官とユナイテッドは二段構えで、ベイル獲得に向けて執念を燃やすという。

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