チェルシーの英雄ランパードがリバプール戦を観戦 解任危機の恩師を擁護

13年間プレーした古巣の現状を憂う

 チェルシーが本拠地スタンフォード・ブリッジでリバプールに1-3の敗戦を喫した31日のゲームで、スタンドには現在アメリカMLSのニューヨーク・シティFC(NYCFC)でプレーする元イングランド代表MFフランク・ランパードの姿があった。英紙「デイリー・メール」が報じている。

 今季からNYCFCでイタリア代表MFアンドレア・ピルロやスペイン代表FWダビド・ビジャと共にプレーしているランパードだが、チームは東地区8位に終わり、6位までが進出できるプレーオフへの出場権を逃していた。アメリカでのシーズン終了に伴い、かつてプレーしたチェルシーの本拠地を訪れた。父親であるフランク・ランパード・シニア氏と、イングランド代表監督ロイ・ホジソンと共にこのゲームの戦況を見守った。

 同紙は、試合前のコメントとして古巣の苦境を憂うランパードのコメントを紹介している。

「これはトピックスだ。なぜなら、チェルシーが今のように負けが続くことを予想できないだろう? ただ、この時期の終わりは来るんだ。モウリーニョ監督がいて、素晴らしいタレントがいるんだ」

 解任危機と報じられている”スペシャル・ワン”を、2001年から14年までチェルシーの中心選手として活躍し続けてきたレジェンドは擁護した。しかし、目の前に繰り広げられたこの日の敗戦は、ランパードの目にどのようなものに映ったのだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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