アンリが選ぶプレミアリーグのベストプレイヤー10人 序盤戦で輝きを放ったのは?

岡崎の相棒を絶賛 「完璧な例」

 レスター・シティで今季プレミアトップの10得点を決めているイングランド代表ジェイミー・ヴァーディも選出されている。日本代表FW岡崎慎司の相棒について、アンリ氏は3年前に5部でプレーしていたシンデレラボーイを絶賛している。「どんなことも実現するという完璧な例。契約がなくなり、ノン・リーグでプレーすることになって、『もう成功できない。終わりだ』と思う選手はジェイミー・ヴァーディを見ればいい。終わりなんかじゃない」とアンリ氏は語った。アマチュアからプレミアリーグ得点ランク首位に成り上がったシンデレラボーイの成功譚を、他の選手も参考にすべきと語っている。

 4位のマンチェスター・ユナイテッドからは、「アンリ二世」と呼ばれる19歳の神童、アンソニー・マルシアルを選出している。

 今季序盤のゴールラッシュで潜在能力を示したフランス代表の後輩について、本家のアンリ氏は、すでに期待に応えていると太鼓判。フィニッシュの巧みさ以外にも、マンチェスター・シティとのダービーマッチでの奮闘ぶりを評価。「ゴールはできなかったが、決定機を創出しようとしていた。彼だけがチャンスを作ろうとし、相手を抜き、クロスしようとしていた」と若武者の活躍に目を細めている。

 そして、ユナイテッドからはイングランド代表DFクリス・スモーリングも選出している。タックルなどDFとしての役割だけではなく、ボールを呼び込み、運ぶなど最終ラインのリーダーとしての振る舞いを高く評価している。

 

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