英メディア特集 35歳以上世界最強イレブンvs19歳以下ベストチーム!

オールドの豪華な中盤トライアングル

 中盤でコンビを組むのは、現在はニューヨークでプレーする2人。現役イタリア代表で、世界最高の司令塔として知られるMFアンドレア・ピルロと、元イングランド代表MFフランク・ランパードだ。昨季限りでともに欧州を離れ、今季からMLSのニューヨーク・シティFCでプレーする。36歳のピルロは95年のデビューからキャリア707試合、37歳のランパードは96年から19年間で892試合出場。アメリカの地でも絶大な人気を集めている。

 2人の前にはトップ下としてローマのバンディエラ、フランチェスコ・トッティが入った。93年にデビューし、プロキャリアは24年目に突入した。来年40歳を迎えるローマの王子様は、ローマ一筋を貫く世界でも貴重な「ワンクラブ・マン」としても知られる。

 3トップのうち、2人もイタリア人プレーヤーが名を連ねた。1人目はウディネーゼの38歳、FWアントニオ・ディ・ナターレ。いわゆるメガクラブでのプレー経験はないが、キャリア通算297点を積み上げてきた得点力は今も衰えていない。2009-10、11-12シーズンと2季連続でセリエA得点王にも輝いた。そしてもう一人は、イタリアが誇るベテランFWエラス・ヴェローナのFWルカ・トニだ。昨季は38歳ながら22得点を挙げ、セリエA最年長得点王となった。フィオレンティーナ、バイエルン・ミュンヘンでも得点王を獲得した男は今、第二の春を謳歌している。

 最後の一人はペルー代表FWクラウディオ・ピサーロ。主にドイツのブレーメンとバイエルンの両クラブで活躍。いぶし銀の活躍を披露する37歳は、これまでにブンデスリーガとDFBポカールを6回ずつ、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)など、数多くのタイトルを勝ち取ってきた。昨季終了後にバイエルンを契約満了となり、無所属となっていたが、9月7日にブレーメンへの3度目の加入が決まった。

 

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