“玉突き移籍”報道のコウチーニョ、代理人がグリーズマンのバルサ加入否定 「嘘だよ」
コウチーニョの代理人ベルトルッチ氏はグリーズマンのバルサ移籍否定「真実ではない」
アトレチコ・マドリードからの退団を正式に発表したフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンは、同じスペインの強豪バルセロナへの移籍が噂されている。その影響からバルセロナのブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョは“玉突き移籍”の形で放出も噂されているが、コウチーニョの代理人は「グリーズマンがフィリペの代役というのは真実ではない」と否定した。スペイン紙「AS」が報じている。
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グリーズマンは昨年のロシア・ワールドカップ優勝を果たしたフランス代表の中心選手であり、アトレチコでも2014-15シーズンからエースとして活躍してきた。バルセロナ加入が濃厚と見られており、それに端を発する“玉突き移籍”も噂されている。
そして、そのグリーズマンに押し出される形で移籍すると考えられているのがコウチーニョだ。今季は高額年俸に見合わないパフォーマンスだとして放出候補になったとも言われている。アトレチコがグリーズマンに代わるエースとしてユベントスのアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラをターゲットに定めたとの報道もあり、3クラブ間でのトライアングル移籍の可能性も浮上していた。
しかし、こうした報道に真っ向から反対しているのがコウチーニョの代理人であるアンドレア・ベルトルッチ氏だ。「グリーズマンがフィリペの代役としてバルセロナに行くというのは真実ではない。どうしてそう言われるのか分からない。これ以上は話したくない。嘘だよ」と完全否定した。
グリーズマン加入が実現すればコウチーニョとポジションを争うライバルの1人になることは間違いない。とはいえ、ブラジル代表アタッカーが今季限りで退団する事実はないようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)