ファン・ハール戦術を伝説の名手が一刀両断 「創造性と勇気が欠落している」
マンUの敗戦を見たスコールズ氏が苦言
マンチェスター・ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督が、クラブOBで黄金期を支えた元イングランド代表MFポール・スコールズ氏から、戦術を「創造性と勇気が欠落している」と批判されている。英国営放送「BBC」が報じた。
ユナイテッドは28日のリーグカップ4回戦のミドルスブラ戦(2部)で、0-0のまま突入したPK戦を1-3で落とし、格下相手に敗れた。
「BBCラジオ・マンチェスター」でこの試合の解説者を務めたスコールズ氏は、「素晴らしい指導をしている」とファン・ハール監督を評価しながらも、その戦術には厳しい言葉を並べた。
「創造性とリスク(を冒す部分)が欠落している。タイトに組織されたチームだから対戦相手としては嫌な相手だ。だが、彼は選手に相手を倒してもらいたいと思っていないようだ。私が楽しくプレーできるチームではないのかもしれない」
スコールズ氏はこう語っている。ボール支配率を高めて、決定機を多く創出する代わりに、安易なボールロストを嫌うファン・ハール監督の戦術は、ユナイテッドの一員として718試合に出場した名手には満足できるものではないようだ。
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