元仏代表DFエブラ、同胞ポグバの去就に言及 「彼はユナイテッドを退団すると思う」
代表とクラブで共闘したポグバの心情を汲む「心血を注いでプレーする時は愛が必要」
かつてマンチェスター・ユナイテッドでプレーした元フランス代表DFパトリス・エブラ氏は、英衛星放送「スカイ・スポーツ」の企画で同じくユナイテッドのレジェンドである元イングランド代表DFガリー・ネビル氏と対談。そのなかで、来季の去就が注目されるフランス代表MFポール・ポグバについて「退団すると思う」と語り、彼は自分が愛されている場所でプレーする必要があると主張した。
レアル・マドリード加入が噂されているポグバは、前ユナイテッド監督のジョゼ・モウリーニョ氏との不仲をきっかけに移籍報道が過熱した。モウリーニョ氏の解任により一時は沈静化したが、ジネディーヌ・ジダン監督がレアル・マドリードに復職したことで、その報道は再び熱を帯びることになった。
エブラ氏はフランス代表での共闘経験があるポグバとは、再加入前のユナイテッドやユベントスでもともにプレーしたことがあり、同胞の去就について言及している。
「彼は退団すると思う。なぜなら、どこかで心血を注いでプレーする時は愛を感じる必要がある。ポールがもう1年とどまってから退団するか、数年間の残留を決意すれば、おそらくファンは彼に愛を注ぐことだろう。なぜなら、彼はコミットできるからね」
最終節カーディフ戦(0-2)後にポグバがファンから侮辱を受けたことを例に挙げ、「そのような出来事があれば、ポールは殺されてしまう」と表現したエブラ氏は、ポグバがファンから愛されて望まれたクラブで仕事がしたいと感じているのではないかと主張していた。
来季のポグバは“愛”を求めてどこへ行くのか、さらに注目が集まる。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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