「永久に史上最高のゴール」 英雄ジダンの“伝説ボレー弾”に再脚光「今でも鳥肌が立つ」

現役時代のジダンがCL決勝で決めた伝説的ボレー弾に再脚光【写真:Getty Images】
現役時代のジダンがCL決勝で決めた伝説的ボレー弾に再脚光【写真:Getty Images】

レアル公式インスタグラムが公開 現役時代のジダンがCL決勝で披露した圧巻ボレー弾

 レアル・マドリードは今季途中からジネディーヌ・ジダン監督が復帰を果たしたものの、再建に向けて苦戦を強いられており、リーグ戦3位でのフィニッシュが確定している。来季以降の立て直しに注目が寄せられる一方、17年前に現役時代のジダン監督がUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝で決めた伝説的ボレー弾が再び脚光を浴びている。

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 今季レアルは、開幕前に絶対的エースのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドがユベントスへと移籍した影響もあり深刻な得点力不足に陥った。早々にフレン・ロペテギ監督を解任し、サンティアゴ・ソラーリ監督を昇任させたがCLベスト16でアヤックスに敗れて今季二度目の解任劇を演じ、今年3月にジダン監督が再び復帰した。

 ジダン監督が様々なテコ入れを試みたがチームの立て直しに四苦八苦し、リーグ戦残り1試合を残して3位が確定している。明るいニュースの少ないレアルだが、クラブ公式インスタグラムは現地時間14日、17年前の2002年同日に行われたCL決勝レバークーゼン戦(2-1)で、当時現役のジダン監督が叩き込んだ圧巻のボレー弾を紹介している。

 1-1で迎えた前半45分、左サイドで元ブラジル代表DFロベルト・カルロス氏が相手DFと競り合いながらクロスを供給。天高い山なりのボールに対して、ペナルティーエリア内でジダンが反応。落下地点を見極めてピンポイントで左足を振り抜き、矢のように放たれたボレーシュートがゴール左上に突き刺さり、これが決勝弾となった。

 ジダン監督の一撃は17年が経った今でも語り継がれる伝説弾となったが、プレーバックとして公開された動画のコメント欄には「歴代最高の一撃」「永久に史上最高のゴール」「衝撃的なボレー」「今でもこれを上回る一撃は存在しない」「真の魔法だ」「今でも鳥肌が立つ」「サッカー界の歴史に刻まれ続ける」とファンの間でも反響を呼んでいた。

 今季のレアルは大舞台で力強さを発揮できなかっただけに、現役時代のジダン監督を恋しく思う人々も多かったのかもしれない。

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