伝説的FWの息子がシティを痛烈批判 「彼らはお金を手に入れすべてが変わった」

シティの下部組織で育ったデバンテ・コール

 マンチェスター・ユナイテッドの伝説的FWアンディ・コール氏の息子、デバンテ・コールがマンチェスター・シティを痛烈に批判した。イングランド人の若手選手にチャンスを与えず、外国から大金を払って獲得したタレントばかりを起用するクラブについて、「金ですべてが変わってしまった」と嘆いた。英地元紙「デイリー・メール」が報じている。

2003年にわずか7歳でシティの下部組織に入団したデバンテは、1998-99シーズンには三冠を達成するなどユナイテッドで一時代を築いた名FWアンディ・コールの息子。その父親はユナイテッド、シティとマンチェスターの両雄でプレーした経験を持つが、デバンテは下部組織出身の若手を重宝していたシティでのプレーを選択した。

 しかし、デバンテがトップチームに昇格する頃にはチームは大きく変化していた。アブダビグループに買収され、オイルマネーを手にしたシティは、国内外から才能ある選手をかき集める金満クラブへと変貌していた。2013年、18歳の時に南アフリカでのプレシーズンツアーに招集され、現指揮官マヌエル・ペジェグリーニ監督と初対面した時から、デバンテはすでに違和感を感じていたようだ。

「彼の最初の言葉は『君はここに望んで来たのかい?』というものだった。僕は当然『そうだ』と言った。そうしたら彼は『OK。もし違ったら、互いに我慢しなくてはいけないからね』と言った」

 

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