年俸17億円のコウチーニョは「バルサの問題」 プレミア移籍浮上、在籍1年半で放出?
高額年俸に見合わぬパフォーマンス スペイン紙「現実的な次のステップは…」
バルセロナのブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョが、早くも放出候補となっている。スペイン紙「マルカ」はパフォーマンスに見合わない高額年俸が“問題”とし、今夏にプレミアリーグのクラブに移籍するのではと報じた。
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コウチーニョは2013年からリバプールで活躍し、18年冬の移籍市場でバルセロナへ移籍した。5年契約で違約金は4億ユーロ(約491億円)に設定されたと伝えられている。
加入直後からチームにフィットした様子で、後半戦だけでも10得点(リーガ8得点、スペイン国王杯2得点)をマーク。エスパニョールでプレーした11-12シーズン以来となるスペインで、幸先の良いスタートを切った。
しかし、バルサで初めてフルシーズンを過ごした今季は、リーグ戦残り2試合となった時点で33試合5得点にとどまるなど、期待されていたほどの活躍ができていない。コウチーニョは本拠地カンプ・ノウのファンからブーイングを受けており、メディアでも今夏の退団が再三取り沙汰されている。
「マルカ」は「コウチーニョはバルセロナの問題だ」と、ブラジル代表MFへの逆風を報じている。その原因の一つが1350万ユーロ(約17億円)という高額の年俸。そのサラリーがピッチでのパフォーマンスに見合っていない同選手は、放出候補として名前が挙がっており、「彼はどこか別の場所へ向かうことになりそうだ」と記されている。コウチーニョの売却で得た資金で、新戦力の補強に向かう考えだという。
「現実的な次のステップはプレミアリーグ」と、コウチーニョの放出先がイングランドになる可能性の高さも指摘されている。バルセロナでの生活は、わずか1年半で終わりを迎えてしまうのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)