鹿島は引き分け以上で2位通過が確定　敗戦時も慶南×ジョホール戦が引き分けなら突破

　一方で、昨季のアジア王者として臨んだ鹿島は難しい第5節になった。ハーフタイムを前に山東魯能（中国）と慶南FC（韓国）の試合が山東の勝利で終わったため、鹿島は引き分け以上で2位以内を確定できる状況になったが、後半に決勝点を献上して0-1の敗戦となった。その結果、首位通過の可能性を失ってしまった。

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■グループE順位表
山東魯能（中国）　勝ち点11／9得点・3失点／+6
鹿島　勝ち点7／7得点・7失点／±０
慶南FC（韓国）　勝ち点5／7得点・8失点／-1
ジョホール（マレーシア）　勝ち点4／4得点・6失点／-2

【最終節のカード】（左がホーム）
鹿島×山東魯能
慶南×ジョホール

　鹿島は首位の山東魯能と勝ち点4差をつけられているため、すでに首位通過の可能性がなくなっている。3位以下とも明確な勝ち点差をつけているため、勝利すれば確実に2位の座を手にすることができる。それに加え、引き分けに終わって慶南が勝利した場合も、勝ち点8で並んで比較される直接対決の結果が1勝1敗でアウェーゴール数を鹿島が上回っているため、2位が確定する。

　また、敗れた場合も慶南とジョホールの試合が引き分けに終われば勝ち点で逆転されないため2位通過を果たすことができる。しかし、慶南が勝利すれば勝ち点で逆転されて敗退、ジョホールが勝利して勝ち点7で鹿島と並んだ場合も、直接対決が1勝1敗でアウェーゴール数はジョホールが上回るため、鹿島は3位に転落して敗退となる。