レスター岡崎9試合ゴールなしでチーム最低評価タイ チームはリーグカップ敗退

主力10人温存したハル戦で先発復帰も後半15分に交代

 レスターの日本代表FW岡崎慎司は、リーグカップ4回戦のチャンピオンシップ(2部相当)ハル・シティ戦に先発出場し、後半20分までプレーしたが、不発に終わった。今季はプレミアリーグ第2節のウェストハム戦以来、公式戦で9試合連続でゴールがなく、この試合もネットを揺らすことはできず。地元メディアからチーム最低タイという厳しい評価を受けた。試合は延長戦に両軍が1点を奪い合う展開で1-1で終了。PK戦でレスターは1人目、アルジェリア代表MFマフレズが失敗し、4-5で惜敗している。

 レスターは1-0で勝利した24日のクリスタル・パレス戦から先発10人を入れ替えるターンオーバーで試合に臨んだ。岡崎も先発に復帰したが、この日は目立った活躍ができずに後半20分、温存されてきたプレミアリーグ得点ランク1位のイングランド代表FWジェイミー・ヴァーディと途中交代でベンチへと下がった。

 そのヴァーディは、延長前半10分、DFラインの裏を突いたスルーパスに猛スピードで抜け出し、GKと1対1に。シュートはGKに防がれたが、マフレズが詰めて先制点を生み出した。交代後に攻撃陣が結果を出し、無得点が続く岡崎にとっては定位置争いにおいて苦しい展開となった。

 英地元紙「デイリー・メール」でも侍ストライカーに厳しい採点が付けられている。MFインラー、キング、オルブライトン、FWドゥドゥーと並び、チームワーストタイの5点を付けられた。守備での貢献を評価されているが、ゴールという結果を示すことができないストライカーに対し、メディアも鋭い視線を注ぎ始めた。

 先制ゴールのマフレズと起点となったヴァーディはいずれも途中出場にも関わらずチームトップの6.5点。43歳のGKマーク・シュウォーツァーら4選手が6点で続き、岡崎とポジションを争うクロアチア代表FWアンドレイ・クラマリッチとDFベンジャミン・チルウェルに5.5点が与えられた。

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