出場わずか125秒の一発退場劇! トッテナムDFの「ショッキングなタックル」に英騒然

トットナムDFフォイスは、出場わずか2分あまりで一発退場となった【写真:AP】
トットナムDFフォイスは、出場わずか2分あまりで一発退場となった【写真:AP】

ソン・フンミンに続きフォイスが一発退場 9人のトッテナムがボーンマスに痛恨の敗戦

 トットナムは現地時間4日、プレミアリーグ第37節でボーンマスと対戦し、敵地で0-1と敗戦した。前半終了間際に韓国代表FWソン・フンミンが一発退場を命じられ数的不利となり、後半開始からDFフアン・フォイスがMFヴィクター・ワニャマとともに投入されたものの、出場わずか2分あまりで危険なタックルに及び、一発退場を命じられたことに英紙も注目している。

 イングランドは世界で最も過密日程を強いられるリーグの一つだが、今季トットナムは2度の移籍市場で1人の補強も行わない異例の決断を下していた。それでも、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)ではクラブ史上初となるベスト4進出という快挙を達成。だが、リーグ戦では直近10試合で3勝1分6敗と失速しており、選手層の薄さによる疲労蓄積と負傷者続出の余波がシーズン終盤に押し寄せてきた格好となっている。

 来季CL出場権獲得となる“トップ4”を勝ち取るうえで、このボーンマス戦は勝ち点3が欲しい一戦だったが、前半44分にソン・フンミンが相手選手を両手で突き飛ばす蛮行で一発退場。数的不利となる厳しい展開に、マウリツィオ・ポチェッティーノ監督は後半頭から警告を受けているベルギー代表DFトビー・アルデルヴァイレルトを下げ、攻撃力を武器とするフォイスの投入を決断。しかし、これが裏目に出てしまうことになる。

 0-0で迎えた後半3分、敵陣までドリブルで運んだフォイスがボールを奪われそうになった際に、対峙していた相手DFジャック・シンプソンに足裏を見せる危険なスライディングタックルをお見舞いしてしまう。主審は躊躇うことなくレッドカードを提示。9人となったトットナムは試合終了間際まで相手の猛攻に持ち堪えていたものの、後半アディショナルタイムにCKから失点を喫し、力尽きることになった。

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