独メディアもドルトムント幹部も香川の完全復活に太鼓判! 「小さな魔法使い」

インサイドハーフとして司令塔の才能も開花

 しかし、恩師ユルゲン・クロップ前監督(現リバプール)からトーマス・トゥヘル新監督へ変わると、チームと香川個人も復調を見せている。4-3-3システムの左インサイドハーフという新境地も開拓。これまでのアタッカーという印象から、パスで攻撃を演出するゲームメーカーとしての才能も示している。

「彼が極めて高いレベルでプレーしている。多くのゴールを決めているわけではないが、以前よりも良い準備をして試合に臨んでいる。我々にとって非常に重要な存在」

 香川は、ロイス、ムヒタリアン、オーバメヤンと共に強力カルテットを形成し、地元メディアから「ファンタスティック4」と命名され、今季序盤注目を集めた。オーバメヤンはゴールを量産し、待望のロイスと香川も爆発。その名に恥じない見事な活躍を披露している。完全復活した小さな魔法使いはドルトムントをさらなる高みへと導けるだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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