本田移籍へのシグナル ミランがボアテングと半年契約で合意か!?

前任の背番号「10」と再契約

 ACミランが現在練習参加中の元ガーナ代表MFケビン・プリンス・ボアテングと来年1月からの半年契約で合意した可能性が浮上した。イタリアサッカー専門サイト「トゥットメルカートウェブ」が報じている。

 日本代表MF本田圭佑の背番号「10」の前任者でもあるボアテングは、シャルケに在籍中ながら戦力外通告を受け、ミランの練習に参加していた。当初は年内いっぱいの練習参加の見込みと地元メディアは報じていたが、ボアテングは練習試合モンツァ戦で高いパフォーマンスを見せるなど、首脳陣へのアピールを行ってきた。すでに来年1月からの半年契約に加え、1年契約延長のオプション付きでミランと合意に達したという。

 ボアテングは今季いっぱいシャルケと契約を残しているため、来年1月の移籍市場再開までミランとの契約はできない。契約期間がわずかなボアテングに対し、シャルケは移籍金ゼロでの放出を認める可能性もある。

 ボアテングは2010年からミランで4シーズンを戦い、リーグ戦74試合10得点という成績を残していた。

 リーグ戦で1年間ゴールから遠ざかっている本田は、クラブやシニシャ・ミハイロビッチ監督への批判で波紋を広げ、現在は4試合連続でベンチスタートが続く。1月の移籍も報じられており、かつての10番との再契約は本田移籍への布石なのだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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