日系クラブのアンコールタイガーFC、カンボジアリーグで観客動員新記録を樹立

アンコールタイガーFCがカンボジアリーグ観客動員新記録を樹立した【写真提供:アンコールタイガーFC】
アンコールタイガーFCがカンボジアリーグ観客動員新記録を樹立した【写真提供:アンコールタイガーFC】

リーグの観客動員数は平均300~500人、篠田GM「カンボジアの一つの街を変えている自負がある」

 カンボジアリーグのプロ1部リーグに所属する日系クラブのアンコールタイガーFCが、4月28日に世界遺産アンコールワットがある街ホームシェムリアップで行われたホームゲームで「4377人」を動員し、カンボジアリーグ観客動員新記録を樹立した。従来の記録もアンコールタイガーFCが持っており、「4267人」だった。

 カンボジアでは、代表戦の観客動員数で首都プノンペンに位置するナショナルオリンピックスタジアムが満席となる5万5000人を記録したものの、リーグの観客動員数は平均300~500人。2019シーズンは1部リーグに14チームが所属し、首都プノンペンを本拠地とするチームが大半だ。アンコールタイガーFCも元々首都プノンペンを拠点としていたが、今後のカンボジアリーグ発展における先見性を読み、2017年に首都プノンペンから約250キロ離れるシェムリアップにホームタウンを移していた。

 その甲斐あってか、2018年にカンボジアリーグの中でファン、観客動員数ナンバーワンのアワードをカンボジアリーグ(CNCC)から受賞し、今回のホームゲームではリーグ平均の約10倍以上となる記録を樹立。アンコールタイガーFCは日本企業の株式会社フォワードが運営し、加藤明拓氏が代表を務めている。

 篠田悠輔GMは「サッカークラブ以上の存在になりつつあり、サッカーを通じてカンボジアの一つの街を変えている自負がある。カンボジアサッカーのポテンシャルを肌で感じつつ、他クラブが自クラブの真似をするようなマーケティング活動を行ったり、観客動員数に意識を向けるような変化を感じており、今後もリーグの発展を引っ張っていく存在でありたい」と語った。

 同クラブは、今シーズンマッチデースポンサーを採用する「制御盤三笠マッチ」や、コレオグラフの実施、カンボジアの有名シンガー招待など、マーケティング活動にも力を入れている。この日は、元FC岐阜の小川雄大の2得点でビサカFCに2-1と勝利。第5節終了時点で3位に位置しており、今後の動向にも注目が集まる。

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