「すべてが始まった瞬間」 600ゴール到達のメッシ、14年前の“1stゴール”に反響

バルサFWメッシ【写真:Getty Images】
バルサFWメッシ【写真:Getty Images】

2005年5月1日、落ち着き払ったループシュートで初ゴール 「最初の伝説」

 バルセロナは現地時間1日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝第1戦リバプール戦に臨み、3-0の勝利を収めた。この試合で2得点を決めたアルゼンチン代表FWリオネル・メッシはクラブ通算600ゴールに到達。それに伴い、クラブ公式ツイッターが公開したメッシの“ファーストゴール”動画に反響が集まっている。

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 ホームで行われた一戦で、バルセロナのエースが輝きを放った。ウルグアイ代表FWルイス・スアレスの先制ゴールで1-0とリードして迎えた後半30分、メッシはドリブルからスアレスの決定機をお膳立て。スアレスのシュートはバーに阻まれたが、こぼれ球を詰めたメッシが追加点を記録した。

 さらに後半37分、今度はゴールから30メートル弱の位置でのFK。メッシが左足を振り抜くと、壁の外側を巻く見事なシュートがゴールの左上ギリギリに決まり、リバプールのブラジル代表GKアリソンを破った。これによってリードを3点に広げたバルセロナは、CL決勝進出に大きく近付いている。

 この2得点により、メッシはクラブ通算600ゴールという偉業を達成。バルセロナ公式ツイッターは途方もない記録を達成したエースの“ファーストゴール”動画を公開し、反響を呼んでいる。

 日付はなんと、ちょうど14年前の2005年5月1日。本拠地カンプ・ノウで行われたアルバセテ戦の後半アディショナルタイムに、記念すべき“1点目”が生まれた。元ブラジル代表MFロナウジーニョの浮き玉パスに反応して抜け出した背番号「30」のメッシは、当時17歳とは思えない落ち着きでループシュートを放ち、ゴールネットを揺らしている。

 もはや伝説となりつつあるメッシの貴重な映像に、ファンも反応。「すべてが始まった瞬間」「最初の伝説」「史上最高である理由」「疑いの余地なく世界のベスト」などと反響を集めている。ロナウジーニョの“浮き玉アシスト”に注目し、「メッシと比べられるのはロナウジーニョだけだ」「伝説から史上最高へのアシスト」と称賛する声も寄せられていた。

 31歳となった今季も一向に衰えを見せることなく、今大会での得点数をダントツの「12」に伸ばすなど、むしろ輝きを増している感さえあるメッシ。このまま自身5回目のCL優勝に向けて突き進むことになるのだろうか。

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