なぜ得点後に“老人パフォーマンス”を披露? ミルナーが説明「僕をいじめてくるからだ」
リバプールがカーディフを2-0で撃破し暫定首位に浮上 PKを決めたミルナーのセレブレーションに脚光
リバプールは現地時間21日、プレミアリーグ第35節でカーディフと対戦し、2-0で勝利を収めた。途中出場の元イングランド代表MFジェームズ・ミルナーはPKで追加点を奪ったが、その際に見せた“老人パフォーマンス”について、チームメートからの“いじり”が理由であることを明かしている。
強固な守備網を敷いたカーディフに苦戦していたリバプールだが、後半12分にCKからMFジョルジニオ・ワイナルドゥムが右足で豪快に叩き込み、均衡を破る。そして同34分、ペナルティーエリア左に侵入したFWモハメド・サラーが転倒されると、これがPK判定に。キッカーを務めたミルナーが同36分に冷静に流し込み、勝負を決定づける追加点を奪った。そしてネットを揺らした直後、腰を曲げて杖を突くゴールパフォーマンスを披露していた。
英紙「デイリー・ミラー」は「ミルナーが“老人パフォーマンス”の背景にある理由について説明」と報じ、試合後のミルナーのコメントを紹介。独特なセレブレーションの発端は、同僚DFフィルジル・ファン・ダイクからの冷やかしであることを強調している。
「フィルジルが僕のことを、何度も年寄りだといじめてくるからだ。だから、彼に向けてのものだったんだよ」と、今年1月に33歳となったミルナーはトレーニング中に27歳のファン・ダイクからいじられていたことを、冗談を交えて明かしたという。キャリアの晩年を迎えているミルナーではあるものの、今季も経験豊富なベテランだからこそのいぶし銀なプレーを見せており、リバプールの躍進に大きく貢献している。
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