神戸ポドルスキ、ボールボーイに「寄こせ、この野郎」の暴言疑惑 決定的瞬間に海外注目
浦和戦の後半14分、ボールボーイに対するポドルスキの言動を海外メディアが報道
ヴィッセル神戸は20日の第8節浦和レッズ戦で0-1と敗れてリーグ3連敗を喫した。この試合で神戸の元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキがボールボーイに対して暴言を吐いた疑惑が浮上しており、海外メディアが「ポドルスキが侮辱」「放送中に聞こえた」と一斉に報道。ポドルスキが暴言を吐いたとされるシーンが注目を集めている。
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神戸はフアン・マヌエル・リージョ前監督が退任し、吉田孝行新監督の初陣となる浦和戦に臨んだ。元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタがベンチ外となり、同FWダビド・ビジャも負傷で欠場。試合は前半8分、DF三原雅俊からのバックパスを受けようとしたDF大﨑玲央が転倒し、浦和FW興梠慎三に突破を許す。DFダンクレーが倒してPKを献上し、これを興梠に決められて0-1で敗れた。
海外メディアが取り上げているのは、後半14分のワンシーンだ。劣勢の神戸が右サイドから攻撃を仕掛け、ボールが右のタッチラインを割る。神戸のスローインとなった際、素早くスローインをしようとしたポドルスキがボールボーイに身振りを交えてボールを渡すように要求した。ここでポドルスキが暴言を吐いたと伝えられている。
この場面でポドルスキが吐いた言葉が放送で拾われており、ドイツ放送局「Sport1」によると、「ボールを早く寄こせ、この野郎!」という意味のドイツ語を発したという。もっとも、ボールボーイは特別変わった行動はしておらず、ゴロになったもののすぐにボールを渡している。リードされていた状況とあって、思わず感情が高ぶった可能性もありそうだ。
「Sport1」は「33歳がドイツ語で文句を言い、放送中にマイクで聞こえた。ボールがすぐに投げられず、ポドルスキは『ボールを寄こせ、この野郎!』と吠えた」と報道。またオーストリアメディア「Heute」も「ポドルスキがボールボーイを侮辱」と暴言があった可能性を指摘。ポドルスキが暴言を吐いたとされる場面に大きな注目が集まっている。