スペイン代表FWコスタがFAの制裁もデル・ボスケ監督の批判もあえてスルー

　相手への度重なる挑発行為や暴力行為で出場停止処分を受けるなど、ピッチ上での振る舞いが問題視されることの多いチェルシーのFWディエゴ・コスタだが、今後も「ヒール路線」を貫くと宣言している。英国営放送「BBC」の番組「フットボール・フォーカス」で力説している。

　コスタは札付きのヒールとして悪名を轟かせている。今年1月のリバプール戦で相手MFエムレ・ジャンを踏みつけて3試合の出場停止。さらに9月のアーセナル戦ではDFローラン・コシエルニーの顔を叩いて挑発。これに逆上した相手DFガブリエルを退場処分に追い込んだが、試合後に英サッカー協会から3試合の出場停止を受けていた。

　コスタの試合中に相手を挑発する行為については以前から批判も集まっていた。スペイン代表のビセンテ・デル・ボスケ監督も「見苦しい」と苦言を呈していた。しかし、「僕は自分を変えるつもりはない」と自身のスタイルを変えないと主張した。