オランダ代表DFデ・リフトは今夏にも移籍へ　4大リーグ王者がこぞって興味を示す

　今シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ（CL）で旋風を巻き起こしているのがアヤックスだ。若き才能が躍動してレアル・マドリードを撃破し、準々決勝ユベントスとの第1戦（1-1）でも互角の戦いを見せた。そのなかで価値を上げている1人が、オランダ代表DFマタイス・デ・リフトだ。名門の最終ラインを19歳にして任されている有望株について、アヤックスの指揮官が「今夏には移籍するだろう」と話したという。

　1990年代中盤の“黄金時代”のアヤックスと比較される今季のチームで、特に注目されているデ・リフト。すでにユベントス、パリ・サンジェルマン（PSG）といったクラブが興味を示しているなかで、アヤックスを率いるエリック・テン・ハーグ監督が、ドイツ紙「南ドイツ新聞」の取材に対してこのように答えている。

「デ・リフトは我々のキャプテンであり、勇気と想像力をもってプレーする。ほとんどのオランダ人選手は自分がボールをもってプレーすることを好む。だけど彼はディフェンスの芸術を愛している。ここではそれは新しいことだ」

　デ・リフトのDFとしての守備力の高さを評価していると同時に、来シーズンもアヤックスに在籍してくれるとは思っていないようだ。

「デ・リフトがアヤックスでシーズンを継続する可能性はほとんどないんだ。彼に対して興味を持っているクラブが多すぎるんだよ」

　上記したようなクラブに加えて、スペイン紙「AS」によると今夏の移籍先の有力候補としてバルセロナかバイエルン・ミュンヘンのいずれかが契約を取りまとめそうだとしている。ユーベとPSGを含めれば欧州4大リーグ王者すべてが獲得に動いていることになるが、果たしてデ・リフトはこの夏、どんな未来を選択するのだろうか。

[ftp_del]
＞＞【PR】UEFAチャンピオンズリーグ＆ヨーロッパリーグの「大会情報・日程・視聴方法」をチェック！
[/ftp_del]