代表初得点のパケタに明るい未来　クラブOBかつ代表OBカフー氏「すでに輝きを見せている」

　ACミランのブラジル代表MFルーカス・パケタは、23日に行われたパナマ代表との国際親善試合に出場。A代表初得点を記録したもののチームを勝利に導くことはできず、試合は1-1の引き分けで終わった。その試合で10番を背負ったパケタが話題となったなか、同国代表かつミランOBのカフー氏が衛生放送「スカイ・スポーツ」の取材に応じ、「ブラジルの10番を背負えるポテンシャルがある」とコメントを寄せた。その内容を引用して、イタリアサッカー専門サイト「カルチョメルカート・コム」が伝えている。

　ネイマールが負傷で不在のなか、今回のブラジル代表で10番を背負ったのがパケタだった。今年1月にフラメンゴからミランに加入したパケタは、「ネクスト・カカ」と称されており、活躍が期待されている。

　2回のワールドカップ優勝経験を持つ同国代表のレジェンドであるカフー氏は「スカイ・スポーツ」の取材に応じて、期待が寄せられているパケタの明るい未来について語っている。

「パケタについては非常に重大な投資だったと思うが、彼はすでにブラジル代表の10番を背負う準備ができている。簡単なことでないのは、私もよく分かっている。彼には素晴らしい前任者たちがいて、彼らのレベルまで到達できるだろう。ブラジル代表での彼は、すでに輝きを見せている」

　カフー氏は、先輩カカと同様にパケタはミランの中心選手となりブラジル代表の10番を背負うだろうと太鼓判を押した。ブラジルの次代を担う才能は、イタリアでさらなる成長を遂げるだろう。