泥沼ミラン、次節トリノ戦で負けたらミハイロビッチ監督更迭浮上

伊紙報道 「ミハイロビッチの将来はトリノの手中に」

 不振続きのACミランにとって、17日のトリノ戦は大きな分岐点になるかもしれない。イタリア地元紙「トゥット・スポルト」は、「ミハイロビッチの将来はトリノの手中にある」との見出しで、ミランのシニシャ・ミハイロビッチ監督がトリノ戦で敗戦時には解任される可能性を報じている。
 リーグ開幕7試合で3勝4敗の11位という成績に加え、ミランはリーグワースト2位の13失点を喫している。優勝を争う力のあるインテル、フィオレンティーナ、ナポリに対して内容も結果も完敗の完封負けといった立ち上がりに、猶予は残されていないようだ。トリノはここまで4勝1分2敗で5位。指揮官のジャンピエロ・ヴェントゥーラ監督を、元イタリア代表監督の名将マルチェロ・リッピ氏が「今季のセリエAで最も楽しみな監督」と語るなど、ダークホースとして注目されている存在。そのアウェーゲームという厳しい状況だが、求められているのは勝利のみという状況だという。
 イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」の先発予想では、ミランは従来の4-3-1-2システムから4-3-3にシステムチェンジをするとされている。インターナショナル・マッチウィークの間にアピールに成功したFWアレッシオ・チェルチが右ウイングに入り、これまで日本代表FW本田圭佑とトップ下の座を争ってきたMFジャコモ・ボナベントゥーラが左ウイング。センターフォワードは、コロンビア代表FWカルロス・バッカが有力だとされている。本田は現時点で3戦連続ベンチスタートが濃厚な状況だ。

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