「崇拝しなければ…」 元日本代表監督ハリル、人間性を称える日本人選手とは?
マルセイユ酒井宏樹に賛辞 「リーグ・アンでベストプレーヤーの1人」とも
マルセイユの日本代表DF酒井宏樹に対する評価は、サポーターの間でうなぎのぼりだ。ピッチ上での力強いパフォーマンスによって愛される選手となり、今や“崇拝”の対象にもなりつつあるようだ。フランスメディア「ル・フォセーン」は、かつて日本代表で酒井を指導したバヒド・ハリルホジッチ監督にインタビューを敢行。質問は、酒井のパーソナリティについても及んだ。
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マルセイユのファンには酒井の人間性を崇拝する向きもあると伝えられると、ハリルホジッチ監督は「普通のことだ」と答え、次のように続けている。
「私たちは彼のような男を崇拝しなければならない。彼はどこに行ってもピッチ内外で愛されてきた。チームメート、ファンの両方に対して、素晴らしい人間性で接するんだ」
そのキャラクターをもってすれば愛され、時には崇拝されるのも当然と語るハリルホジッチ監督。一方で「彼はあまり積極的にコミュニケーションは取らず、どちらかと言えばシャイなほうだ。だからこそ、彼にはその点で改善してほしいし、もっと自分から声を上げてチーム内での役割を担ってほしいと思っている」と、アドバイスを送りつつ、酒井の人間性を示すもう一つのエピソードも明かした。
「マルセイユがナントとのアウェー戦に来た時、彼は私の携帯電話にフランス語でメッセージをくれたんだ。彼はその試合でプレーしなかった。それでも、私に挨拶したいと言ってくれたんだよ」
さらにハリルホジッチ監督は、インタビューの最後に酒井について「間違いなくリーグ・アンでベストプレーヤーの1人」と、選手としての能力も称えた。2人の間には、今も良好な関係が築かれているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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