神戸移籍サンペールに代わって久保建英が加入? 現地報道「バルサに戻るかもしれない」

FW久保建英(左)、MFサンペール(右)【写真:荒川祐史 & Getty Images】
FW久保建英(左)、MFサンペール(右)【写真:荒川祐史 & Getty Images】

FC東京のレギュラーをつかむ久保の現状を紹介し、バルサ“帰還”の可能性に触れる

 バルセロナに下部組織時代から所属したスペイン人MFセルジ・サンペールのヴィッセル神戸加入が事実上決定した。24歳の生え抜きが日本の地に渡ることは、バルサのお膝元カタルーニャでも驚きをもって伝えられている。そのなかで専門メディア「ara」が、サンペールと入れ替わりでバルサに加入する候補として挙げているのは、FC東京のU-20日本代表FW久保建英だ。

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 同サイトは久保のこれまでの経歴と現状を紹介。10歳にしてバルサの下部組織に所属して公式戦で結果を残した一方で、バルサが18歳未満の選手獲得による違反があったとしてFIFAから制裁を受けて日本へ戻ったと紹介している。

 とはいえ、帰国後もU-18日本代表ならびに飛び級でU-20日本代表にも選出され、17歳ながらFC東京の長谷川健太監督の下で2試合連続リーグ戦先発を勝ち取ったと記載。「クボはとても高いレベルで競い合っていて、複数のポジションでもプレーできる」と、その攻撃的な特長についても触れている。

 同メディアは「バルサ側は幼少の頃から下部組織で得点を量産してきた久保を追ってきた」ことを伝えているが、FC東京側がバルサとの交渉について否定し、バルサ側も「才能を取り戻すか否かは明確にしていない」としている。とはいえ、「バルサ史上初となる日本人サッカー選手となる夢は持っている。サンペールが日本へと旅立った直後に、日本人選手はバルセロナに戻るかもしれない」とも記している。

 トップチームに次ぐ存在であるバルサBでプレーする可能性を含めて、同メディアは今夏に加入する可能性はゼロではないと見ているようだ。日本とスペイン間の選手交流が活発化するなかで、果たして久保の去就はどうなるのだろうか。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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