クラブ批判の本田にさらなる苦境 代表から復帰後もミランに居場所はなし

ライバルのチェルチが復権

 クラブ批判を展開し、物議を醸しているACミランの日本代表MF本田佳佑は、13日のイラン戦後にチームへと合流を果たす。だが、今後もベンチ暮らしが続く可能性が浮上している。イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。

 ミランは、各国代表の12選手が離脱する中、セリエD(4部相当)のモンツァとの練習試合を行った。3-0で終了したこの一戦では、シニシャ・ミハイロビッチ監督に2つの収穫があったという。この記事では「モンツァとの練習試合でチェルチは、ミランに自分もいることを監督にアピールできた」と伝えている。

 1得点につながるゴール前でのボールキープからの縦パス、そして、左足で美しいミドルシュートを放った。今季ベンチを温めることが多かったアタッカーは、自らのクオリティを千載一遇のチャンスで証明したという。

 そして記事では、後半テストした新システムにも触れられている。中盤に安定感をもたらすための4-4-2システムは「ミハイロビッチ監督は、4-4-2を考えている。もしも4-4-2でプレーすれば、(チェルチは)ポーリ、本田、クツカとポジションを争う」と、伝えられた。

 

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