韓国紙がACL展望 「明らかに下降線」のKリーグ勢も…「強力な優勝候補」に推すのは?

モウリーニョの元腹心を招聘した全北現代「ACL制覇に意欲を燃やしている」

 ただ、今年のACLこそはJリーグクラブに優勝カップを持っていかれるのだけは阻止したいところだろう。

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 同紙も今季ACLに出場するKリーグクラブの近況について、「強力な優勝候補の一つは全北現代だ。新たに指揮官となったのはポルトガル人のジョゼ・モライス監督(ジョゼ・モウリーニョ監督が指揮したレアル・マドリードやチェルシーで首席コーチなど歴任)で、ACL制覇に意欲を燃やしている。ACL初挑戦となる慶南FCと大邱FCも旋風を巻き起こす覚悟があり、蔚山現代は7年ぶりにタイトル奪還を宣言している」と伝え、母国クラブの活躍に期待を寄せている。

 日本の前に大きく立ちはだかるKリーグクラブはどこなのか、注目したい。
 
 ACLグループステージの組分けは以下のとおり。

■グループA
アル・ワスル(UAE)
アル・ザウラー(イラク)
ゾブ・アハン(イラン)
アル・ナスル・リヤド(サウジアラビア)

■グループB
アル・イテハド(サウジアラビア)
アル・ワフダ(UAE)
ロコモティフ・タシュケント(ウズベキスタン)
アル・ラーヤン(カタール)

■グループC
アル・ドゥハイル(カタール)
アル・ヒラル(サウジアラビア)
アル・アイン(UAE)
エステグラル(イラン)

■グループD
ペルセポリス(イラン)
アル・サッド(カタール)
アル・アハリ(サウジアラビア)
パフタコール(ウズベキスタン)

■グループE
慶南FC(韓国)
ジョホール・ダルル・タクジム(マレーシア)
鹿島アントラーズ(日本)
山東魯能(中国)

■グループF
大邱FC(韓国)
広州恒大(中国)
メルボルン・ビクトリー(オーストラリア)
サンフレッチェ広島(日本)

■グループG
北京国安(中国)
ブリーラム・ユナイテッド(タイ)
全北現代モータース(韓国)
浦和レッズ(日本)

■グループH
川崎フロンターレ(日本)
上海上港(中国)
シドニーFC(オーストラリア)
蔚山現代(韓国)

金 明昱

1977年生まれ。大阪府出身の在日コリアン3世。新聞社記者、編集プロダクションなどを経てフリーに。サッカー北朝鮮代表が2010年南アフリカW杯出場を決めた後、代表チームと関係者を日本のメディアとして初めて平壌で取材することに成功し『Number』に寄稿。2011年からは女子プロゴルフの取材も開始し、日韓の女子ゴルファーと親交を深める。現在はサッカー、ゴルフを中心に週刊誌、専門誌、スポーツ専門サイトなど多媒体に執筆中。近著に『イ・ボミ 愛される力~日本人にいちばん愛される女性ゴルファーの行動哲学(メソッド)~』(光文社)。

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