本田待望論が浮上 今こそミランに求められる“平凡力”

イタリア人ミラン番記者が緊急提言

 ACミランの日本代表MF本田圭佑は4日、0-4で大敗した本拠地ナポリ戦で2試合連続となる出番なしに終わった。今季3勝4敗で黒星が先行するミラン同様に、本田自身も今季0ゴール0アシストと低調な結果が続く。そのため背番号「10」に対するイタリアでの風当たりは強い。ただ一方で、不振のチーム状況に、本田待望論も出始めた。

 地元テレビ局「7ゴールドTV」のミラン番記者パオロ・ヴィンチ氏は、表情を曇らせてナポリ戦を振り返った。

「実に重たい結果だった。そして、重たい試合内容だった。ミランは全く存在していないに等しい。今日だけではない。エンポリ戦も負け試合を何とか勝った。インテル戦とのダービーは引き分けでもよかったと思うが、もっと勝ち点が低い状況もあり得た。ミランは持続性がない。結果だけでなく試合内容もよくない」

 サポーターが試合終了前に退席するほどの惨敗劇。このところのミランは結果、内容ともに乏しい状況が続いている。そして同記者は、再び本田の先発起用を提案している。

「本田はチームにバランスをもたらす。本田は特段優れたプレーをしていたわけではない。平凡なプレーしかできないが、それゆえチームにバランスをもたらすことができるとも言える。それは他のトップ下の選手にはないものだ。ボナヴェントウーラや、エンポリ戦でのスソには見られなかった。本田は守備のカバーができていた」

 1年間リーグ戦でゴールから遠ざかっている本田は、攻撃面ではいまだ違いを見せることができていない。だが、ミハイロビッチ監督も評価した守備での泥仕事や、周囲を引き立たせる黒子役の重要性は、前線に強烈なタレントをそろえるナポリ相手に明確となった部分だ。

 

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