監督解任のリバプール クロップ、アンチェロッティと電撃交渉

すでに2人の代理人と接触

 成績不振を理由にブレンダン・ロジャース監督を解任したリバプールが、後任候補として世界的名将として誉れ高いレアル・マドリードのカルロ・アンチェロッティ前監督と、ドルトムントを率いたユルゲン・クロップ前監督の2人と電撃交渉を持ったことが明らかになった。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。

 アンフィールドを本拠とする名門は、マージーサイド・ダービーと呼ばれる10月4日のエバートン戦で1−1のドローに終わり、試合後にロジャース監督の解任を発表していた。直近の公式戦10試合でわずか2勝、リーグ戦は3勝3分2敗で10位に低迷している。この状況にしびれを切らしたリバプール首脳陣が急激に舵を切ったわけだが、かねてから後任候補として噂されていた2人の名将の招へいに本格的に動き出した。

 リバプールはすでに2人の代理人と接触し、就任に向けた動きをスタートさせているとレポートされている。

 ドルトムントで日本代表MF香川真司らの才能を開花させ、「ゲーゲンプレス」と呼ばれる戦術とともに欧州屈指の攻撃サッカーを実現させたクロップ氏は、地元メディアによるとリバプール低迷の原因とも囁かれる補強委員会の解散を要求し、選手補強に関する全権掌握を就任の条件にしていると報じられている。

 

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