C・ロナウドが移籍を示唆? 「未来のことは誰にも分からない」

古巣復帰やパリSG移籍も噂に

 

 レアル・マドリードのFWクリスティアーノ・ロナウドが、9月30日に行なわれたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のマルメ戦(2-0)後に、自身のキャリアについて「何が起こるかは、誰にも分からない」と、将来的な移籍の可能性も示唆した。スペイン地元紙「アス」が報じている。

 C・ロナウドはマルメ戦の前半29分に決めた先制点で、キャリア通算500得点を達成。さらに、後半45分には追加点を決めてレアルのレジェンドFWラウル・ゴンザレスが持つクラブ通算323得点という偉大な記録に並んでいた。記録更新も確実に迫るなか、「このシャツを着て、記録を破る可能性について考えたことはなかった」と、本人も自らの偉業に驚いている様子で語った。

 それでもポルトガル代表のスターは「自分でも記録更新が近付いていることは分かっていた。だけど、一番重要なのはチームだ」と、個人の記録は二の次と主張。昨季、レアルは年末にクラブ・ワールドカップを制したのみで、国内、欧州とも主要タイトルは宿敵バルセロナにすべてさらわれただけに、C・ロナウドはチームの勝利に飢えている様子だった。

 そして、過去にバロンドールを3度受賞した世界最高のゴールマシンには、常に移籍の噂がついてまわる。メディアの間では、古巣マンチェスター・ユナイテッドやフランス王者パリ・サンジェルマンへの移籍が取り沙汰されてきた。C・ロナウド自身はあらためてクラブへの忠誠を誓いながらも、移籍の可能性がゼロではないこともほのめかしている。

 

 

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